書名:
Next著者:マイクル・クライトン
訳者:酒井昭伸
内容情報(BOOKデータベースより引用)
患者が持つ特別な細胞を製薬会社へ売り、莫大な利益を得た大学病院。当の患者は、大学と製薬会社を相手取って訴訟を起こす。成熟を加速させる遺伝子を組み込んだ新薬。それを誤って口にした男の体に起こる異変とは?離婚訴訟で親権を得るため、夫が妻の遺伝子診断を依頼。これが社会の常識になるのか?一流のスポーツ選手、CEO、国家の指導者たちはみな同じ遺伝子を持っていた―その学説が引き起こす大きな波紋。巨大なゴキブリ、おとなにならない仔犬―最新技術によって、新しいペットが誕生する?ヒトの遺伝子を導入して生み出されたチンパンジーとオウム。人語を自由にあやつる彼らが起こすさまざまな事件。巧みにちりばめられたエピソードの中から、やがて浮かび上がる悪夢のような未来図。“超頭脳”クライトンが斬新かつ大胆な構成で描く最新作。
髭メモ
遺伝子の解読が進み、治療やそれに係る特許にまつわる問題点を風刺した作品。
現実社会がどの程度進んでいるのかよく分からないが、私にとっては近未来といった印象を受けた。
いくつかの物語が並行して進んでいく記述で、集中して読まないと前後不覚となる恐れあり。
著者の結論が巻末にあり、これが本書の要点だと言っても良いだろう。
1.遺伝子特許の取得をやめさせよ
2.ヒト組織の利用について、明確なガイドラインを定めよ
3.遺伝子診断のデータ公開を義務づける法案を通過させよ
4.研究の規制をやめよ
5.
バイドール法を廃止せよ
髭爺評価
☆☆☆☆★
※白星が多いほど面白かった/参考になった/感動したということです。